2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五木の子守唄 ~ 日本一悲しいメロディ ~

熊本県を代表する民謡の一つ「五木の子守唄」。貧しさゆえに幼くして親元を離れ、子守に出された悲しい境遇の子どもたちを歌ったこの唄は、日本一悲しいメロディと言ってもいいだろう。テレビでアフリカの貧しい子どもたちの実態を見ても、身近な出来事とは…

「高瀬裏川花しょうぶまつり」の憂鬱

高瀬の町もだいぶ復興してきたように見える。1971年、裏川沿いの商家を借り切り、工場建設要員の仮宿舎としていた頃の本町通りなどは寂しいものだった。あの頃に比べれば、いろんな振興策が功を奏したのか、随分と賑やかになった。かつて全国有数の良質…

気になるニュース! ~ 中国・内モンゴル自治区に戒厳令 ~

中国の内モンゴル自治区で、炭鉱開発に反対していたモンゴル族遊牧民2人の事故死をきっかけに反政府運動が拡大し、中国当局が同自治区の一部に戒厳令を敷いたという。チベット自治区やウィグル自治区などの反政府運動は前からよく聞いていたが、内モンゴル…

熊本城・本丸御殿「春の宴」 千秋楽!

4月1日から熊本城・本丸御殿で毎週末に行われてきた「春の宴」は今夜が千秋楽。当初は出演予定の無かった「ザ・わらべ」も出演し、またしばらく体調を崩しておられた唄方の本條秀美さんも出演すると聞いては見に行かないわけにはいかない。出演者の皆さん…

「伊豆の踊子」コンプレックス!?

僕らの年配にとって、島崎藤村の詩「初恋」と川端康成の短編小説「伊豆の踊子」というのは青春の通過点であり、多かれ少なかれ、初めて読んだときの甘酸っぱいセンチメンタルな想い出が残っているのではないだろうか。僕は今でもたまに「伊豆の踊子」を読む…

ヤマの絵 世界記憶遺産に!

福岡県筑豊の炭坑を描いた山本作兵衛さんの絵が、ユネスコの「世界記憶遺産」に日本で初めて登録されることになったそうだ。作兵衛さんの絵を初めて見たのは2年前、荒尾の万田炭鉱館に見学に行った時だった。三池炭鉱三川坑で炭鉱マンとして働いていた岩本…

熊本の風景今昔 ~ 安巳橋・小泉八雲「橋の上で」 ~

お抱え車夫の平七が、熊本の町の近郊にある有名なお寺へ連れて行ってくれた。 白川に架かっている、弓のように反った、由緒ありそうな橋まで来たとき、私は平七に橋の上で停まるように言った。この辺りの景色をしばし眺めたいと思ったのである。夏空の下で、…

エース登場! ~ 原発事故の徹底究明を! ~

この方がやっと登場した。東電の福島原発事故発生以来、いつ登場するのかずっと注目していたが、今日、政府は事故について検証する第三者機関「事故調査・検証委員会」を設置し、委員長に畑村洋太郎・東大名誉教授を起用すると発表した。ちょっと遅きに失し…

お引越し ~ 山田洋次監督が選んだ日本の名作百本から ~

一昨日のブログ記事「キャンドルナイト」の中で、田畑智子のことを書いたら、K・Yさんからメールをいただいた。このK・Yさん、僕の高校の大先輩で、電通時代、なんと田畑智子のデビュー作「お引越し(1993)」の制作に関わった方だった。また、仕事を通…

金曜の夜は「にっぽんの芸能」だ!

最近、金曜の夜の楽しみはEテレの「にっぽんの芸能」だ。日本の伝統芸能に興味を持ち始めた僕にピッタリの番組と言える。第一部の檀れいさんが出演する「花鳥風月堂」では歌舞伎や能、文楽などの見方や用語を初心者にもわかりやすく解説してくれるし、第二…

キャンドルナイト

キャンドルハウスさんのブログによれば、夏至の日、今年は6月22日は「キャンドルナイト」と言って、「夜8時から10時の2時間、電気を消してキャンドル(蝋燭)の灯りで過ごしましよう!」という運動の日だそうだ。東日本大震災による福島原発事故の影…

ザ・わらべ ~ 春の宴・人吉をどり「菊の舞」 ~

熊本城本丸御殿の「春の宴」も今夜を含めて今年はあと4回。「ザ・わらべ」の出演は今夜が最後となるので見逃すわけにはいかない。今夜は「人吉をどり」ということで人吉とその周辺に伝わる伝統芸能が披露された。実は僕は人吉のことはあまり知らない。仕事…

昭和11年3月、天草上村で・・・

今日は父の11回目の祥月命日。先日、母を連れて、かつて父が赴任していた上天草市の上小学校を訪問したが、その後、父の古いアルバムの中に、その当時の写真があるのを発見した。当時の上村尋常高等小学校の教職員の集合写真だった。昭和11年3月撮影と…

團伊玖磨の名曲 ~ 花の街 ~

昨日は昭和を代表する大作曲家、團伊玖磨さんの没後10年に当る日だった。團さんはブリヂストンの石橋家の姻戚でもあったので、僕が本社に勤務していた頃、何度かお見かけしたことがあった。團さんは幅広いジャンルの音楽を作曲されていたが、僕はやっぱり…

熊本の風景今昔 ~ 行幸橋(みゆきばし)の上から ~

いずれも熊本城に登る行幸橋の上から坪井川の上流(熊本市役所方面)を眺めた写真だ。昔の市役所、長塀沿いにギッシリ植えられた桜の木々、坪井川の川幅などに70~80年の時の流れを感じさせる。一つ下流の橋が桜橋、左手が桜の馬場というだけあって、や…

こんなんでいいんだろうか!? ~ くまもと全国邦楽コンクール ~

昨日、何かの媒体で見つけて気になっていた「長谷検校記念 くまもと全国邦楽コンクール」とやらを覗いてみようと熊本市民会館(僕はこの名でしか呼ばない)に行ってみた。すぐに僕の認識不足も甚だしいことに気がついた。イベント名に「くまもと」が付いてい…

熊本の風景今昔 ~ 新市街・電氣館前 ~

久しぶりに電氣館の前を歩いて通った。熊本最古の映画館、今年創業100年だそうだ。ということは10年前に亡くなった僕の親父が生まれた年に出来たわけだ。また、市街地中心部に唯一残る映画館でもある。林芙美子が「舞姫の記」の中に書いているように、…

昭和6年(1931)という年・・・

昨日ブログにブリヂストンの創業80年のことを書きながら、その創業の年、昭和6年(1931)は熊本にとっても大変な年だったことを思い出した。と言っても僕が生まれる15年も前の話なのだが。この年の11月、熊本では陸軍特別大演習が行なわれた。当時の…

長瀬クン & さとみちゃん ~ ブリヂストンの新CM&新ロゴ ~

OBのひとりとして、やっぱりブリヂストンのテレビCMは気になるもので、結構細かいところまでチェックしてしまう。最近放送されている長瀬智也クンと石原さとみちゃんの「TAIYACAFE」は、今までの数々のブリヂストンのCMの中でも好感度ナンバー1だと思…

写楽(SHARAKU) ~ 謎につつまれた浮世絵師 ~

昨夜のBSプレミアム「知られざる在外秘宝」では江戸時代後期に彗星のごとく現れ、消えていった謎の浮世絵師・東洲斎写楽の作品を取り上げていた。寛政6年(1794)から翌年にかけてわずか10か月の活動期間に残した浮世絵版画は全145枚。そのうちの4…

「熊本城マラソン」 ~ 正式名称と開催日決まる!~

来年4月の政令指定都市移行を記念し、熊本市が開催を計画している「くまもとシティマラソン(仮称)」の正式名称と開催日が決まった。名称は「熊本城マラソン」、開催日は平成24年2月19日(日)となった。また、当初の計画にはなかった「フルマラソン…

ザ・わらべ ~ 潮来曲(いたこぶし)を踊る ~

和楽に興味を持つようになり、その起源や歴史を調べると、いろんなことが分かってきて実に面白い。特に民謡は唄そのものもさることながら、その時代背景や風俗、文化が見えてくるから不思議だ。 この「潮来音頭・潮来甚句」の「潮来」とは、茨城県霞ヶ浦の南…

テレサ・テン 十七回忌 ~ 「つぐない」と荒木とよひさの詩 ~

昨日はテレサ・テンの十七回忌(没後16年)にあたる日だった。これまでも彼女の忌日には何度かブログに書き込んだ覚えがあるが、僕にとって80年代の想い出は彼女の歌とともにあると言っても過言ではない。彼女が日本デビューしたのは1973年で、日本レコー…

女子400メートルリレーで日本記録! ~ 陸上 ~

今日は水前寺競技場で行なわれる「熊本レディース陸上大会」を観に行きたかったが、朝からいろんな用事が重なり行けなかった。そのかわりというわけでもないのだが、午後から「セイコーゴールデングランプリ川崎」がテレビで放送されたのでじっくり観戦した…

世界遺産への道 ~ おめでとう!平泉&小笠原 ~

世界遺産の候補となっていた岩手県の「平泉」(文化遺産)と、東京都の「小笠原諸島」(自然遺産)が、いずれもユネスコの世界遺産に登録される見通しとなったそうだ。大震災からの復興を目指す岩手県や東日本にとっては明るいニュースだ。わが熊本県も「九…

映画「浮雲」と幼い日の想い出

一昨日、映画「浮雲」のデジタルリマスター版がBSプレミアムで放送された。何度見てもこの映画は僕の心をとらえて離さない。この映画が公開されたのは昭和30年(1955)。僕がこの映画を初めて見たのは成人してからだからずっと後のことだ。しかし、小学…

今年のゴールデンウィークは・・・

ゴールデンウィークの3連休を前に、孫のみわが風邪をひいて、とうとう久留米の次男一家は熊本に来られなかった。今日はこどもの日でもあり、お祝いと見舞いを兼ねて家内と久留米を訪問した。みわは風邪の症状はほとんど治まっていたが、まだ食欲はないよう…

「春の宴スペシャル」と熊本城の賑わい

ゴールデンウィーク期間中、熊本城本丸御殿において行なわれている「春の宴スペシャル」、今日は「ザ・わらべ」の演舞。お昼前に不開門の方から登ったが、普段と違う混雑ぶりにビックリ。前に進むのももどかしいくらいの混雑ぶりを見るのは、3年前の本丸御…

映画「地獄門」と日本人の色彩感覚

この映画は観たことがなく、今回、デジタルリマスター版を放送するというので初めて観た。さすがに和田三造氏による衣裳デザインがアカデミー賞を受賞したという色彩は素晴らしい。美術的価値の高い映画であることは間違いない。1953年の公開時の映像を…

ザ・わらべ ~ 草の芽 ~

この唄のジャンルは端唄(はうた)と言って、江戸時代後期に流行した短めの唄、今日でいう「歌謡曲」みたいなものだそうだ。テーマは季節の風情とか恋模様が多いらしい。地方で唄と三味線を演奏している藤本喜代則さんの所属する流派、藤本流の創始者・初代…