2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
明日から3月。例年なら「春のくまもとお城まつり」など様々なイベントが始まり心ウキウキとなる頃だ。しかし今年は新型コロナウィルスの影響で、ほとんどのイベントが中止または延期となった。早咲きの桜はそろそろ咲き始めるし、下旬には花見の季節もやっ…
43年前に他界した僕の祖母は寡婦として二人の子どもを育て上げ、苦労が絶えなかったわりには趣味人だった。おそらく裕福な娘時代の名残りなのだろう。ラジオでは落語、浪曲、肥後にわか、歌謡曲など何でも聴いていたし、たまに坪井の芝居小屋にも僕を連れ…
わが家の裏から見える瀬戸坂沿いの家が解け更地になった。新しい家が建つのだろうか。ここは実は明治時代のジャーナリストで俳人でもあった渋川玄耳が熊本時代に住んでいた家があったところ。そのことを示す石柱も立っている。 渋川玄耳は佐賀県の出身で、陸…
この前の日曜日、玉名からの帰りはいつもの河内川沿いの道ではなく、久しぶりにみかん畑の中を走る県道熊本玉名線で帰った。天水の集落を抜け、夏目漱石が歩いた草枕の道を過ぎ、しばらく登ると目を奪われるような絶景が続く。玉名平野や干拓地、有明海とそ…
昨日このブログに玉名の「こんぴらさん」について書いた。するとブログ友の「小父さん」様からいただいたコメントの中に「堂島の米相場の連絡の為の旗振り山って近くには存在しますか?」というおたずねがあった。「旗振り山」というのは、大坂堂島の米相場…
今日は所用で玉名の妹夫婦が住む家へ。ここは木葉山に連なる山々へと続く段丘の上。ここに来る時は時間があれば少し登った山中にあるこんぴらさんを参拝することにしている。こんぴらさんは海上安全の神様。かつては菊池川河口の高瀬の津や対岸の丹倍の津、…
先般お知らせいたしました「花童ゆりあ卒業公演」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期することになったとの連絡がありました。延期の日程は確定次第お知らせいたします。何とぞご了承のほど願いあげます。
能に「クセ」という部分がある。一曲の中でも見どころ、聞きどころとなる部分である。これは中世の芸能「曲舞(クセマイ)」の謡い方を観阿弥(世阿弥の父)が能の中に取り入れ、能の完成度を高めたものといわれる。一方、「曲舞」は明治維新後、ほとんど滅…
母の入院先に毎日通う道は八景水谷(はけのみや)公園の脇を通る。八景水谷は熊本市の水道を賄う水源地の一つでもあり観光スポットでもある。行き帰りに時々立ち寄るのだが、車が繁く行き交う通りを少し入ると豊かな自然が広がり心が安らぐ。幼稚園や小学校…
先日の「新説!所JAPAN」(関西テレビ)では謎多き人物・聖徳太子を取り上げていた。さまざまなエピソードの中で興味深かったのは、戦前から七度も選ばれたという紙幣の肖像の話だ。戦後、GHQの最高司令官マッカーサーは、偉人たちの肖像を軍国主義につなが…
舞踊団花童のリーダー・ゆりあさんが、高校2年の新学期を前に、はつ喜流の名取を許され、 「はつ喜月蘇女(つきそめ)」を名乗ることになりました。 これに伴い花童を卒業することになり、下記のとおり卒業公演が行われます。 多くの花童ファンの皆様にゆり…
わが家の辺りは明治24年(1891)九州鉄道が熊本まで開通した時、池田駅(現上熊本駅)から熊本市街地へ通じる新道として、京町台地のへりを開削して新坂が通るまで「柳川丁」と呼ばれていた。わが祖母は町名が京町2丁目に変ってからも相変わらず「柳川丁」…
9回目を迎えた熊本城マラソンは、降り続く冷たい雨と強い風というこれまでにない大荒れの天気の中で行われました。さすがに例年より沿道の応援も少ない上、傘が手放せないためいつものような拍手がほとんどなく、掛け声だけの応援となりました。さらに新型…
尿意をもよおして夜中に目を覚ました。電灯がわりにテレビを点けた。まだ5時前。画面では鈴々舎馬風師匠が古典落語「紙入れ」をやっていた。小用を済ませた後、そういえば「落語 THE MOVIE」でもやったなぁと思いながら、しばらく見ていたが、起きたばかり…
予想どおりというか予定どおりというか、ブラタモリのアシスタント林田理沙アナが番組卒業となった。後任は札幌局の浅野里香アナが務めるという。6代目のアシスタントということになるが、これまでの5人はブラタモリのアシスタントになる前から知っていた…
BSテレ東で映画「たそがれ清兵衛」を放送していた。初公開を電気館で見てからやがて18年経つ。その後もレンタルビデオで観たり、テレビ放映も何度か観ているのだが、初めて観た時の感動はいささかも失われていない。 この映画を観ると必ず気になるのが幕末…
春の温かい日差しに誘われて、母の入院先から自宅まで約4㌔の道を歩いて帰った。コースのほとんどが坪井川の土手道。僕らが子供の頃、広がっていた田畑は今では遊水地となり、足を踏み入れるのを憚る原野となってしまった。高校時代の通学に毎日渡っていた…
僕らが子どもだった頃よく聞いていたが、最近ほとんど聞く機会がない歌が「熊本市歌」。 制定された昭和5年(1930)の翌年には、天皇陛下をお迎えして陸軍特別大演習が行われたり、昭和10年(1935)には、国内外から約106万人(当時の熊本市人口の5倍)…
舞踊団花童の中心メンバーとして活躍してきた花童ゆりあさんが、高校2年生となるこの春、お師匠さんから名取を許され、花童を卒業することになりました。 ついては、卒業公演が3月7日に行われます。会場や時間などは未確定ですので確定次第あらためてお知…
YouTubeの東海風流チャンネル(水野詩都子さん&本條秀五郎さん)に新たにアップされた曲は「一宮機織唄(いちのみやはたおりうた)」。 かつて一宮市は織物の街として 栄えたが、それは 多くの若い女工たちの手によって支えられていた。 田舎から 集団就職…
ハリウッドの往年の大スター、カーク・ダグラスさんが亡くなった。少年時代から青春時代にかけて数々の作品で楽しませてもらった。出演作は大作、名作目白押しである。しかし、訃報を聴いてまず思い出したのは、小品とも言える「脱獄(Lonely Are the Brave…
先週土曜日に放送されたブラタモリ「四万十川(前編)」のことをその日、このブログに書いたが、書きながらなんか変だなぁと思ったことがあった。それは放送の中で出た「四万十川という名前が付いたのは25年前…」という話のことだ。僕の記憶が確かならば、…
NHKの熊本ローカルニュースで、北岡神社(熊本市西区)の神楽殿再建の起工式を伝えていた。再建される神楽殿は、舞台のまわりに回廊を設けた構造で、神楽や能・狂言のほか、地域のイベントの芸能などにも使えるようにし、名称を「舞殿」(ぶでん)と呼ぶとい…
熊本県邦楽協会演奏会も今年で55回目を数える。節目の会であるとともに、今年は郷土の偉人・長谷幸輝検校の没後百年に当たり、特別プログラムが組まれた。長谷検校が遺した秘曲「尾上の松」や地歌「越後獅子」などが披露され、フィナーレは杵屋五司郎さんの…
今夜のブラタモリは高知県の四万十川。12年前、妻と二人、車で四国旅行をした時の記憶がよみがえった。朝6時半に熊本の自宅を出発し、阿蘇の山越えをして佐伯港に着いたのが10時。11時過ぎにフェリーが出航、宿毛港に着いたのは午後2時半だった。フ…