没後79年の海達公子まつり

 昭和8年に16歳の若さで夭折した天才少女詩人海達公子。今日から命日の26日まで1週間の「海達公子まつり」が縁の荒尾市で始まった。今年も、海達公子の発掘者、規工川祐輔先生を玉名のご自宅まで迎えに行きご一緒した。例年どおりの式典が終っての帰り道、荒尾市境崎の墓碑のそばに新しい詩碑が建ったというので先生と見に行った。 


式典では今年も絵画、書道、俳句、自由詩などの部門別の応募作品の表彰が行われた。


今年の展示の中の一つ。高瀬高女三年の時の書。


墓碑への登り口と墓碑の後ろに、新たに「春雨」と題する俳句二句の碑が建っていた。規工川先生によればこの二句は彼女の辞世の句ともいえる作品だそうだ。

  「巡礼の 御詠歌つゞく 菜種畠」


  「春雨に 石碑を刻む 音寂し」
墓前で手を合わせながら読むと、寂しさに胸がつまる想いがする。